チャプター 19

ジャックの嘆願

ミカエル視点

「睡眠をお妨げしてしまい、申し訳ありません、我がアルファ」ジャックは言った。

「構わない」俺はため息を飲み込みながら答えた。「要点だけ、手短に頼む」

ジャックはうなずいた。両脇に垂らした手が小刻みに震えていたが、俺はさほど気にも留めなかった。もはや取り繕える品位など残っていない――彼にも、俺にも。かつての俺、あるいは俺が装っていた俺は、ほんの数か月のうちにほどけて崩れ去った。

悲嘆はジャックを年齢以上に老けさせていた。声は落ち着いているのに、幾度も胸を裂かれた痛みの重さが滲んでいた。

「お願いです」声を震わせて言う。「どうか分かってください……私は娘を...

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